マイノリティの中のマイノリティか?
私は子どもがほしいと思ったことがありません。
いきなりすみません(^_^;)
居たら居たで良いのかな?と、うすぼんやりとは思ったことはあると思います。
「子どもほしい~!!!」
と強く望んだことはありません。
むしろ「子どもほしい」って何だ?
種を存続するために備わってる本能みたいなものなのか?
じゃあそれを拒む私はどっか欠落しているのか?
一番理解し難いのは「結婚しなくて良いから子どもほしい」というフレーズを聞いた時。
好きな人が居て、愛し合って、その結果子どもを授かるか授からないか、なんじゃないのか?
なんてことをもんもんと考えていたこともあります(・д・`;)
似たような考えの人は居るんだろうか?
最近はあまり考え込むことはなくなりました。
考えなくなった理由もあります。
もんもんと考えていた頃は(30歳ごろ)、
職場で当たり前の様に聞かれる
「子ども作らんの?」
という言葉に困っていた時でした。
「ほしくない」とも言えず。
適当にかわすこともできませんでした(^∀^;)
「今どきまだそんなこと聞いてくる人がいるんだ」とびっくりしてたんで、たぶん変な反応だったと思います。
「できない」というと「不妊」だと勝手に思われて、
「焦らなくて良いんよ!」とか
「私の友達は37歳で初産だったから大丈夫よ~!」
という的はずれなアドバイスが返って来たので、「できない」も言えないな…と考え込んでました。
仕事をしに来てるのに、本当にそういう「おせっかい」が面倒くさかったです。
本当に嫌な思いをしました。
私達夫婦の子どもは100%できません
こちらの記事を読んでいただけると分かると思います
FTMの夫と - ぶさうさブログ
私が子どもを望んでいなかったので、FTMの相棒と結婚することは何の躊躇もなかった。
でも、相棒は「ほしい」と言っていた。
私は自分で産むのは嫌なので(何故かは分かりません。)身体の検査もしていません。
何回か話し合った結果、特別養子縁組や里親制度も良いかもしれんね、ということに落ち着いています。
一旦は、
「今はいなくて良い。2人でいれたら良い。でも、ほしくなったらその時相談しよう」
という結論になったこともあります。
気持ちってあっちこっち行ったり来たり変わるものだから、まぁ柔軟にいこうや(^ー^)というスタンスでした。
(年齢に制限はあると思うのであんまりのんびりしていられないという焦りも少しありました。)
LGBTのイベントのお手伝いをした時
イベント後の打ち上げの時に、いきなり初対面の方に
「子どもはどこで考えてるの?」
と聞かれ、
(GIDのカップルに第三者精子提供をしている病院のこと)
GIDとは性同一性障害のこと。
詳しくはhttps://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E6%80%A7%E5%90%8C%E4%B8%80%E6%80%A7%E9%9A%9C%E5%AE%B3
「ここでも聞かれるのか…!!」
って心底、人と話すのが嫌になりました(;´д`)
むしろ、性的マイノリティカップルのほうが、強く「家族」というものを望んでいる場合が多いんだな。
と感じました。
「私はマイノリティの中のマイノリティなのかな」
と一時期落ち込んでました。
「ここでなら気持ちを分かってくれる人がいるだろう」
と勝手な期待をしていたから。
でもこれからは、共感する人がいなくても率直な気持ちや経験を発信していこうと思い、ブログをはじめました。
もしかしたら似たような状況の人と繋がれるかもしれない(^^)
という淡い期待はあります(笑)
とはいえ、ピタッと同じように当てはまる人なんかいないだろうし、いなくても良いじゃない!と思えるようにしようと思う。
ただ自分は、ズケズケと相手の懐に土足で踏み込むことはしない。
もししてしまったら、謝る。
悪気はなかった、と言い訳しない。
そんな人になろうと思えたから儲けもんんだ。
今は
「マイノリティの中のマイノリティでも、別に良いやん」
ぐらいに思えていますo(*⌒―⌒*)o
読んでくださり、ありがとうございます!