ぶさうさブログ

兄を亡くした自死遺族、FTM夫の妻の立場がメインのブログです。時々ねこさん、映画、漫画、本、アドラー心理学(勉強中)、ダイエット、ギター(初心者)など。

分かち合いの会


私は約3年前から、自死遺族の分かち合いの会を開催しています。



NPO法人の母体があるんですが、その一部としてさせてもらっています。




2ヶ月に1度のペースでしてるんですが、こじんまりとしていて今のところ4人~5人くらいが多いです。



1度来られて以来来ない方もおられるし、最初から毎回ではないけどコンスタントに来られる方もいる。



飲み物やお茶菓子は私が用意しているのですが、だんだんと皆さんがお菓子を持ってきてくださって、食っちゃべったりしてます。

笑ったり、重い話になったり、全然関係ない話になったり、おすすめの本を紹介しあったり……その時の雰囲気や来られる方によって話題が変わります。



私はファシリテーターとして会にいるんですが、1参加者としての気持ちもあるので、人数の少ない時は話を聞いてもらっていますm(__)m



皆さん聞き上手なんですよ。



たぶん私が1番助けられているんだな~~と毎回感じてます。







分かち合いの会をしたい!と思ったきっかけ



もともと、普通に働くよりも何かしたい!という思いがありました。


その当時の思いは周りの人への反発心や、必要以上に自分を大きくみせたい、というような気持ちがありました。



カフェを自分でやりたい、とかも思っていました。
というかあらゆる場所で
「カフェをやる!」
とよく言っていました。

まぁ実際カフェで働くだけで、創業するために動くことはなかったです。



1人で海外に行ったり、カフェをやると言ったり(言っとるだけ)…



ふわふわ~~と生きている中(メンヘラ気味に)、兄が本当に亡くなってしまった。




兄がなくなって4年ほど経った時に、行政の自死遺族の分かち合いに参加してみました。

 
その時に、これは自分でもできるんじゃないか?やってみたい。


と率直に思いました。






死にたくなる時って、人との繋がりがなかったり、自分から拒否したり


居場所がなかったり疎外感を感じたりしてる時だな…と私は思うんです。





私も死にたいと思っていました。


19歳のころから、20代後半くらいまで。


孤独を感じていました。

自分で自分を孤独にしていた。




だから、兄も孤独だったんだろうか。

1人でも心の内を話せる人がいたら違ったんじゃなかろか。


ネット上でも良いから、「繋がり」「居場所」…なにも作らなかったんだろうか、と思うんです。






私にできることで、といえば

自分が自死遺族の心の内を話せる場を作ること。


誰かの居場所や、細くても良いから「繋がり」になったら嬉しい。



そんな風に思っています。